BenQ ScreenBarを見始めると、思ったより迷います。
モニターライト自体が初めてなのに、無印、Pro、Halo 2 と並ぶと、どこに差があるのかが意外とつかみにくいからです。
しかも、このジャンルは単純に上位モデルを選べば終わりではありません。
机の広さ、夜作業の多さ、背面の雰囲気まで整えたいか、そもそも自分のモニターに付くか。見るべきところが少し独特です。
BenQ公式では現在、モニターライトの主力として ScreenBar、ScreenBar Pro、ScreenBar Halo 2 を案内しています。
それぞれ同じ方向を向いた製品ですが、役割はかなり違います。
先に整理すると
- まず試したいなら
ScreenBar - 作業用ライトとしてしっかり使いたいなら
ScreenBar Pro - 前後の光まで含めてデスク全体の快適さを上げたいなら
ScreenBar Halo 2
ここから先は、その判断がなぜそうなるのかを順番に見ていきます。
BenQ ScreenBarはどんなモニターライトか
机の上を広く使えるライト
ScreenBarシリーズのいちばん分かりやすい特徴は、モニター上に掛けることです。
普通のデスクライトのように、机の端に土台を置かなくて済みます。
この差は、数字以上に効きます。
キーボード、マウス、ノート、タブレットを並べると、ライトの土台がじわっと邪魔に感じる人は多いです。そこで ScreenBar はかなり相性がいいです。
画面ではなく手元を照らす設計
BenQはシリーズ全体で、画面への映り込みを抑えながら手元を照らす非対称配光を強く打ち出しています。
一般的なデスクライトと違って、部屋全体を明るくするより、作業面を狙って照らす方向です。
そのため、期待値を最初に合わせておくことが大事です。
ScreenBar は「部屋の照明の代わり」ではなく、「画面まわりの作業環境を整えるライト」と考えた方がズレません。
普通のデスクライトと何が違うのかを先に見たいなら、BenQ ScreenBarと普通のデスクライトは何が違う?机まわりで比較が入り口になります。
BenQ ScreenBarの主なモデル
ScreenBar
無印の ScreenBar は、シリーズの中ではいちばんシンプルです。
日本の仕様ページでは、中央照度 930 ルクス、500 ルクスで 60cm x 30cm の照明範囲、電源入力 5V / max.1A、適用モニター厚は 1cm - 3cm と案内されています。
言い換えると、できることを絞って、入りやすさを優先したモデルです。
机をすっきりさせたい、まずモニターライトというものを試したい、という人には十分に候補になります。
ただ、対応モニター厚が Pro や Halo 2 より狭いので、モニター相性は先に見ておいた方が安心です。
ScreenBar Pro
Pro は、作業用ライトとしての完成度を引き上げたモデルです。
日本の仕様では中央照度 1000ルクス超、500 ルクスで 85cm x 50cm の照明範囲、電源入力 5V / 最大1.7A USB Type-C、対応モニター厚 0.43-6.5cm とされています。
しかも、BenQ公式では 1000-1800R の湾曲モニター対応や、超音波感知による自動点灯・消灯、同梱のウェブカメラアクセサリーも案内されています。
ここまで来ると、ただ明るいだけでなく、今の在宅ワーク環境に合わせて作られている感じがあります。
「仕事用の道具としてちゃんと使いたい」という人は、ここから満足度が上がりやすいです。
ScreenBar Halo 2
Halo 2 は、シリーズの中でも少し性格が違います。
フロントライトだけでなくバックライトも使い、暗い部屋での画面まわりのコントラストを整える方向がかなり強いです。
BenQ公式では、フロントライトが 85 x 50cm を 500 ルクスで照らし、さらに 3 ゾーン型バックライトで従来 Halo より 423% 広い範囲に光を届けると案内しています。
背面の光まで含めて整えるので、実用だけでなくデスク全体の雰囲気にも効きます。
そのぶん、必要ない人には少し贅沢です。
ここは「欲しい機能」より、「自分はそこまで求めているか」で判断した方が失敗しにくいです。
旧モデルやPlus系を見るときの注意
中古や旧型も見かけますが、このシリーズは世代差が地味に効きます。
照明範囲、曲面対応、Webカメラとの相性、操作方法など、細かい差が積み重なって使い心地が変わります。
型番だけで安いから選ぶと、あとで「思ったより今の机に合わない」が起こりやすいです。
迷うなら、現行の3系統を基準に考えた方が整理しやすいです。
モデル選びで見るべきポイント
明るさ
いちばん分かりやすいのはここです。
狭い机で軽い作業が中心なら無印でも足りますが、横幅のあるデスク、デュアルモニター寄りの使い方、広めの作業面を一気に照らしたいなら Pro や Halo 2 が見えてきます。
「暗いと困る」がはっきりしている人は、価格だけで無印に寄せない方が後悔しにくいです。
背面照明の有無
Halo 2 を選ぶ理由の中心はここです。
背面もほんのり整えたい人には効きますが、前だけ明るければ十分な人には過剰になりやすいです。
この機能は、あると分かりやすく快適になる人と、なくても全然困らない人に分かれます。
夜作業が多いか、暗い部屋で画面だけ浮いて見えやすいか。このあたりが分かれ目です。
操作方法
毎日触る道具なので、地味ですが無視しにくいところです。
無印はシンプル、Pro は作業道具寄り、Halo 2 は前後ライトを含めて細かく整えたい人向け、という感触で見ると分かりやすいです。
スペック表より、どこまで細かく調整したいかで見た方が判断しやすいです。
価格と必要機能のバランス
ScreenBarシリーズは、安さだけで決めると少しズレやすい製品です。
逆に、全部盛りを買えば安心というものでもありません。
よくあるのは、仕事机に置くつもりで買ったのに、実際は夜の軽作業しかしていないケースです。
その場合、上位機能の出番が少なく、価格だけが強く残ります。
用途別に選ぶならどれが合いやすいか
在宅ワーク中心
いちばん無難なのは ScreenBar Pro です。
照明範囲が広く、対応モニターもかなり広めで、Webカメラまわりも意識されています。
仕事道具として見たときに、地味な面倒を減らしやすいのが Pro の強みです。
夜のPC作業が多い
夜に部屋を落ち着かせたまま作業するなら Halo 2 が合いやすいです。
前だけでなく背面も整えられるので、画面だけが妙に明るく浮く感じを抑えやすいからです。
暗い部屋での使い心地は、BenQ ScreenBarは目の疲れ対策になる?暗いデスクで使う前に知ることでも整理しています。
デスクの見た目も重視したい
この条件でも Halo 2 が優勢です。
ただの照明器具ではなく、デスク全体の印象を整えるパーツとして見るなら、前後ライトの差は思ったより大きいです。
まずは試したい
この場合は無印の ScreenBar が入りやすいです。
モニターライトというジャンルが自分に合うかどうかを見極める段階なら、いきなり全部を求めなくてもいいです。
購入前に確認したいこと
モニターに取り付けられるか
ここは先に見た方がいいです。
無印は 1cm - 3cm、Pro は 0.43-6.5cm、Halo 2 も公式仕様ではかなり広い厚みに対応していますが、実際にはベゼル形状や背面の段差でも印象が変わります。
詳しい確認項目は、BenQ ScreenBarは取り付けできる?モニター相性と確認ポイントにまとめています。
Webカメラやモニターアームとの相性
最近はここでつまずきやすいです。
ライト自体が付いても、Webカメラの置き場所が窮屈になると、思ったほど気持ちよく使えません。
特にノートPCをサブで開いていたり、外付けカメラを中央に置いていたりする人は、机全体で見た方がいいです。
普通のデスクライトで足りる可能性
これも意外とあります。
PC作業が短時間で、机も広く、今のデスクライトに不満が少ないなら、ScreenBar を導入しても感動が薄いかもしれません。
「本当に必要か」から整理したいなら、部屋の照明だけで足りない?BenQ ScreenBarが合うデスク環境が判断しやすいです。
BenQ ScreenBar選びで迷ったときの考え方
迷ったら、順番を逆にすると整理しやすいです。
- まず、モニターライト自体が必要かを見る
- 次に、自分のモニターに付くかを見る
- そのうえで、背面照明や広い照射範囲が本当に要るかを考える
この順番なら、上位モデルの機能に気持ちが引っ張られすぎません。
買ったあとに効くのは「盛られた機能」より、「毎日ちゃんと出番があるか」です。
上位2モデルでまだ迷うなら、BenQ ScreenBar ProとHalo 2の違いは?向いている人で選ぶで比較すると整理しやすいです。
また、不安の強い人は BenQ ScreenBarで後悔しやすい人は?買う前の注意点 も先に通しておくと判断がぶれにくくなります。
まとめ:用途と設置環境で選ぶ
BenQ ScreenBarは、どれが一番いいかを先に決める製品ではありません。
自分の机で何を楽にしたいかを決めると、候補がかなり絞れます。
シンプルに試すなら ScreenBar、仕事道具として強く使うなら ScreenBar Pro、暗い部屋や雰囲気まで整えたいなら ScreenBar Halo 2。
この見方でだいたい外しにくくなります。
最後に残るのは、設置と期待値のズレだけです。
そこを先に潰しておけば、ScreenBar選びはかなり楽になります。

